今更ですが・・・先月のゲームマーケット春に行ってみた感想とその後のサークル活動について書いてみたいと思います。
ゲームマーケット春に行った目的
当サークルは冬のゲームマーケットに出展することを目標にしているので、会場の様子はどうなのか?ということを肌で感じる必要があると思っていました。
・・・で、売り手(の予定)から見た感想は、どうだったのか??
とにかく人が多い!アナログゲームのお祭り!
まずは人の多さに驚きました。実は即売会というものに行くのは初めてだったのです。これは・・・お祭りだ!と感じました。
購買意欲も高めだと思います。偵察重視で、あまり買うつもりがなかった私でも、気がついたら8,000円くらい使っていました。これは一緒に行ったメンバーの中で一番少ない金額です。
戦いは当日よりずっと前から始まっている!
ブースによっては、開場直後から長い列を作っているところがあって、事前の知名度アップ戦略が当日の売上に大きく影響するという当たり前の事実を再確認しました。
製品クオリティが高い!
ほとんどのゲームは試遊していないため、ゲームの面白さは評価できないのですが、製品のクオリティはとても高いと感じました。全部手作りのものは見た感じではほとんど見当たらなかったので、外注して作るところがスタートラインだと感じました。
値段の相場は?
私達が作ろうとしているカードゲームのボリュームゾーンは1,500円~2,000円だろうと思われます。1,000円以下のものは少なかった印象です。カード枚数にもよりますが、箱とカードを外注すれば1,000円以下の価格設定にするのは難しいので、この価格帯で勝負をしていくことになるのでしょう。
この価格で作れるようなコンポーネント構成にしなければならないなあと思いました。ボードゲームはコンポーネントの構成からして、どうしても単価が上がってしまうので、外注するのはかなり勇気がいりますね・・・
人が集まる工夫、特に試遊は超大事!
大手サークルや企業はブランド力があります。固定ファンがいるゲーム、そのサークルのゲームを前に買ったことがあって、既に面白い体験を得ている人たちは、とりあえずそのサークルや企業ブースに足を運びます。そしてそこでお金を使う可能性が高いです。
こういった前提条件がある中で、初出展の無名サークルが頒布するオリジナルルールの製品を買ってもらうためには、人がブースに来ることは当たり前として、試遊してもらうことが必須であると言えるでしょう。
人の心理として、人がいないところにはなかなか行きにくいものです。そうならないような戦略をたてないと、下手をすれば1つも売れないという事態になりかねません。
正直なところレベルの高さにビビりました(笑)
結論として・・・ここに出展をするということは、半端な覚悟ではできないなあと思いました。
・・・でもやるよ!
ここで引いてしまってはもったいない。ゲームマーケットの実際を肌で感じたメンバーの士気も高い状態です。目標設定したのだから、最後まで駆け抜けてみよう。その後のことはその時に考えれば良い!
幸い、オッサンなのでカードゲーム外注50ロットくらいなら資金面で困ることはないので(笑)
そんなわけで出展目指して活動中です
当サークルはメンバーが7人もいて、それぞれが得意な分野をもっているので、オンラインミーティングを実施して分業体制をとることを確認しました。開発班、広報班、製品チュートリアル班にわかれて活動中です。
ゆるく始めたはずなのに、今はかなりガチな感じになっています。プレッシャーもかかってきましたが、なんとか頑張って、カタチにして12月を迎えたいです!